遠赤外線アニール炉
遠赤外線アニール炉とは、樹脂やプラスチックなどを加熱し、遠赤外線を用いて材料の歪みを取り除くための炉です。
ある物質に遠赤外線を放射して
物質の元である分子を振動させ、
その振動熱を利用した加熱方式です。
遠赤外線は赤外線の一種で、
波長域 5.6 〜1,000μmののものを指します。
樹脂やプラスチックは固有の波長に対して
遠赤外線を吸収する性質をもっており、
分子や結晶が振動し、熱エネルギーが発生します。
このエネルギーを加熱に利用するため、
短時間で加熱することができるのです。
アニール(アニーリング)とは:
アニール(英:Anneal)とは「焼なまし」のことで、成形品の残留応力を除去するために行う
熱処理のことです。
主な用途:
- ・自動車分野
(例:自動車用ライトカバー溶着後処理時間 3 〜 5 分(従来 60分) - ・精密機器分野
(例:実装基盤の防水・防塵用塗料の乾燥・硬化処理時間 8分(従来 30分)
長所:
- ・加熱速度が速いため、処理時間が短い
・設備の小型化・簡易化により、設置面積が縮小
・長時間にわたり性能が安定し、耐久性が良い
ハイブリッド型遠赤外線アニール装置
遠赤外線ヒータと熱風循環を組み合わせた、ハイブリッド型アニール装置です。 加熱ゾーンでは遠赤外線ヒーターを使いワークを高速に昇温させ、 均熱ゾーンでは熱風によりワークの温度をを均一にキープします。 遠赤外線ヒータには非常に高い分光放射率を持った、エコムオリジナルヒーターを使用しています。
| 装置名 | ハイブリッド型 遠赤外線アニール装置 |
|---|---|
| 外形寸法 | W1000×L7000×H2000 |
| 温度制御 | MAX250℃ |
| 熱源(容量) | 遠赤外線ヒーター(14kW) +シーズヒーター(18kW) |
| 搬送装置 | チェーンコンベア式 |
| 材質 | 炉内 ステンレス仕様 |

遠赤外線塗料乾燥装置
駆動するワークトレー上でワークの乾燥をします。
各コーナーで作業でき、効率の良い操作性を実現しています。
| 装置名 | 遠赤外線塗料乾燥装置 |
|---|---|
| 外形寸法 | W1560×L2330×H1770 |
| 温度制御 | 常用60℃ |
| 熱源(容量) | 遠赤外線ヒーター8.4kW |
| 材質 | 外装 鋼板塗装仕上 |

ハイブリッド型アニール装置
中赤外線と熱風循環を組み合わせた、ハイブリッド型アニール装置です。 加熱ゾーンでは中赤外線ヒーターを使いワークを高速に昇温させ、 均熱ゾーンでは熱風によりワークの温度をを均一にキープします。 赤外線加熱と熱風加熱の長所を組み合わせた、高性能アニール装置です。
| 装置名 | ハイブリッド型アニール装置 |
|---|---|
| 外形寸法 | W1200×L3000×H1900 |
| 温度制御 | MAX200℃ |
| 熱源(容量) | 中赤外線ヒーター(2.4kW) +シーズヒーター(12kW) |
| 材質 | 外装 鋼板塗装仕上 |

熱処理加熱テスト 実施中
弊社内に熱処理ワークテスト炉を設置し、ワークの加熱テストを行っています。
波長 2.5μm以上の中・遠赤外線ヒータを用いた遠赤外線式加熱炉を用意しています。
新規で熱設備をご検討の方、現在の熱処理条件でお困りの方、そして熱設備のコストダウンをご検討の方は是非、当テストセンターをご利用ください。





