エコムでは加熱設備の開発設計ツールを 3D-CAD に全面移行していますが、その3次元データを軸に営業・設計・製造まで、組織を横断したデータを活用したものづくりを行っています。会社成長の原動力となっている DX 化への業務改革とインフラ整備について、日刊工業新聞から出版されている月刊誌『工場管理』に「若手主導で取り組むデジタル改革が会社の成長の原動力になる」という題目で掲載されました。働き方改革が注目される中、エコムがどのように 思考し、業務工程ごとにデジタル化の着眼点と改善をどのように進めたのか、熱技術ニュース特集号としてご紹介します。
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2021 年、エコムは創業 36 年を迎えます。これもひとえにお客様、取引先様、そしてエコム社員をはじめとする皆様のお陰と深く感謝申し上げます。 |
さて、弊社はガスバーナのメンテナンスを出発点に発展してきましたが、現在では全国 500 社を超えるお客様設備のメンテナンスに携わっております。
またその技術を基に一品一様の受注生産をベースとした熱設備の開発・設計・製作を行っております。
昨今、コロナ禍の影響もあり社会は確実に DX 化の流れにあります。
当社は 2020 年に工業炉の IoT リモートメンテナンスサービス「Miterune(ミテルネ)」を発売しました。既存の保守サービスに IoT による予防保全型サービスを加える事でより安全安心に設備が使用できる環境を提供いたします。
一方「ものづくり」においては 2017 年に開設した「エコムテクニカルセンター(ETC)」を一層充実させることで、お客様のニーズである「時短」・「省エネ」・「環境対策」といった、より付加価値の高い設備提案を行います。
まずは 2022 年までの中期経営計画である売上高 25 億円、社員 80 名体制を確立し、より安定した企業基盤を築くことが当面の目標です。
社是である「共育(きょういく)~共に育つ~」の旗を掲げ、エコムがこの環境社会で必要とされ、そして上場企業となる夢を持ち、社員と共に邁進して参ります。
今後ともご支援、ご鞭撻の程、心よりお願い申し上げます。
株式会社エコム 代表取締役 髙梨智志